はじめに
こんにちは、東京アプリケーションシステム 第2ソリューション部のM.Hです。
今回はコンピュータの始祖とも考えられるアラン・チューリングの業績について思うところを書こうと思います。
チューリングの業績
この数年でのAIの進化と社会への浸透は凄まじいものがあります。
日常的にAIという言葉を聞く機会が多くなりましたが、AIと聞き、アラン・チューリングの名前を思い出しました。
アラン・チューリングはコンピュータの原型といわれるチューリングマシンを考案した人物ですが、彼はAIについても考察しておりました。
チューリングの業績はいくつもあります。
・チューリングマシン
チューリングマシンは数学的なモデルですが、数学的には現代コンピュータの動作原理にも完全に引き継がれています。
・チューリングテスト
チューリングテストは人工知能のテストとして有名なものです。
私がチューリングテストで面白いと思ったことは、こちらが質問したことに対する相手(相手はコンピュータだが、こちらはそれを知らない)の回答を聞き、こちらがその回答から相手が人間であると思ったのであれば、相手が人間ということでいいのではないかというような内容であったことです(昔に読んだ内容のため記憶があやふやですが、そのような内容を含んだものであったと思います)。
・チューリングパターン
形態発生に関する理論ですが、たしか牛の背中の斑点模様などがこの理論で説明できると言われていたように記憶しています。
その他にも、計算可能性理論、第二次世界大戦中のドイツの暗号機エニグマの解読が有名ですね。
以上、お読みいただきありがとうございました。