はじめに
こんにちは、東京アプリケーションシステム 第二ソリューション部のK.Tです。
今回は、SOLID原則の単一責任の原則について、簡単に説明していきたいと思います。
single responsibility (単一責任の原則)
単一責任の原則は、オブジェクトは1つの責任のみを果たすように設計するべきという考え方です。
つまり、変更・修正の理由が1つであるべきということです。
単一責任が守られていない例
1 2 3 4 5 6 |
public class Product { public string Name { get; set; } public int Price { get; set; } public float Calculate() => Price * 1.10f; } |
上記の例では、税率や金額の計算の変更をしたい場合に、「商品」のクラスを変更する必要が出てきます。
また、割引の計算や原価の計算をの追加実装を行いたい場合に、「商品」クラスの内容が膨大になってきます。
単一責任を守ることにより、仕様変更や修正に強いプログラムとなります。
まとめ
今回は、単一責任の原則についてでした。
単一責任の原則を守ることにより、コードの可読性や差分を見た際の変更の見やすさにも繋がります。
利点・欠点については詳しく説明しなかったので、興味のある人は是非調べてみてください。