こんにちは。新潟支社で勤務しているM・Aです。
仕事をしていると、わからないことにはたくさん遭遇します。
それは業務上の技術的な知識であったり、社内のルールであったり、様々です。
そういったわからないことに出会ったとき、どうすればいいのでしょうか。
私なりの方法ではありますが、本日はこれについて書きたいと思います。
私はいつも、「わからない」ものがでてきたとき、まずは何がわからないのかを明確にします。
自分で調べたり、誰かに聞くにしても、何がわからないのかわからなければうまく解決できません。
有効な検索ワードやクリティカルな質問が用意できなければ、
自分が本当に欲しい回答が得られないからです。
では、わからないものを明確にするとはどういうことなのか。
わからないものが明確な状態であれば、わかるものも明確になっているはずです。
なのでまずは、わからないものの中でわかるものを探します。
わかるものを探すときは、できる限り小さい単位から探していくとやりやすいです。
文章を例にすると、知っている単語を探してみることからはじめて、
文節、文、段落と単位を大きくしていき、どの段階でわからなくなるのかを確かめます。
次に、見つけたわかるものの確度を振り分けます。
自分の勝手な思い込みや勘違いを、「わかる」と思っている場合もあるからです。
一部の勘違いが解消されれば、わからないと思っていたことが、わかるようになることもあります。
仕事を例にすると、過去の指示や先輩の話をメモしたものが残っていて、
エビデンスがある状態ならば確度は高いと考えていいでしょう。
文書化されたものが残っていない状態で、頭の中だけでそれまでの仕事の経験を覚えている状態の時は、
一度先輩などに確認した方がよいかもしれません。
仕事とは無関係な場所での経験からわかると判断しているときは、勘違いの方を疑います。
ここまで終わると、わかっている部分がはっきりします。
その残りが、本当にわからないものです。
わからないといっても程度が色々あるので、
いま、遭遇している「わからない」がどれくらいのレベルなのかを考えます。
私はいつも3つくらいにわけます。
1.今まで見たこともなく、右も左もわからない
2.どこかで見覚えがある、似たようなことなら知っている
3.おそらくこう、という仮説はあるが、確証がない
レベルを付けると、解決のためにどの手段が適切かも見えてきます。
3のような、ある程度自分の中に知識がある状態だと、自分で調べるだけで解決することが多いです。
この場合は自分で答えをかためてから、確認として誰かに聞きます。
逆に1のように、自分の知識がとぼしく、正解の判断基準もないような状態であれば、最初から人に聞いた方が早いです。
1のような状態だと、そもそもキーワードがわかっていないので、自力での探索は厳しいからです。
仮にインターネット等で検索して答えを見つけても、よくわかっていない状態では、それが答えだと判断できません。
以上が、「わからない」の解決法になります。
わからない、ということはおそろしいことでも悪いことでもありません。
無知の知という言葉もありますが、自分はいまこれがわからない、と把握することはとても大事です。
最初から何もかもわかっている人などいません。
わからないことを一つずつわかるようにしていくことが、重要だと思います。
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